うなぎの栄養ガイド

うなぎについて

うなぎは日本では江戸時代から一般に普及した魚であり、
土曜丑の日にうなぎを食べる習慣が現在も受け継がれて
います。うなぎはほとんどが養殖もので1年中出回ってい
ますが、一番おいしいのは旬の7月末頃です。


日本は世界一うなぎを消費する国で、蒲焼きが一番一般的
な食べ方ですが、蒸して油を落として食べる白焼きもあり
ます。うなぎは大変栄養が豊富な魚で、夏バテにもふさ
わしい食材であり、蛋白源としても優れています。


うなぎはビタミンではビタミンA・ビタミンB1・B2・
ビタミンD・ビタミンEが豊富であり、ビタミンの宝庫と
言える魚です。脂質の部分にはDHA・EPAが豊富であり、
ぬるぬるした部分はムチンというイチョウの粘膜を保護す
る成分です。ミネラルでは亜鉛・カルシウムが豊富で、
大変栄養素の豊富な食材です。


このように大変栄養素の豊富なうなぎですが、うなぎは
1串でコレステロールが230mgと大変高い魚でもあるので、
血管の健康のため食べすぎには注意が必要です。

うなぎのビタミンについて

うなぎに含まれるビタミンは以下の通りです。
(数字は100g中に含まれる量です)

ビタミンA...2400μg
ビタミンB1...0.37mg
ビタミンB2...0.48mg
ナイアシン...3.0mg
ビタミンB6...0.13mg
ビタミンB12...3.5μg
ビタミンD...18μg
ビタミンE...7.4mg

(エネルギー...255キロカロリー)

ビタミンA・Eが大変に豊富であることがわかります。
ビタミンAは免疫力を高め、ウイルスや最近への抵抗
力を強くしてくれます。また目の暗順応に関わるビタ
ミンでもあり、ビタミンAが不足すると鳥目の症状が
あらわれます。


ビタミンEは抗酸化物質で細胞を酸化のダメージから
守り、血行をよくすることで頭痛や冷え性からからだ
を守るはたらきもあります。ビタミンDはカルシウムの
吸収を助け、骨を丈夫にしてくれるはたらきがあります。


うなぎはビタミンB群ではビタミンB1・B2が豊富である
ことがわかりますが、これらはそれぞれ糖と脂質をエネ
ルギーに変えるときに必要となるビタミンです。とくに
ビタミンB1が不足するとエネルギー不足に陥り、疲労や
イライラといった症状が起こります。
うなぎがスタミナ
食材といわれるのはこれらのビタミンが豊富だからです。

うなぎのミネラル

うなぎに含まれるミネラルは以下の通りです。
(数字は100g中に含まれる量です)

カリウム...230mg
カルシウム...130mg
マグネシウム...20mg
リン...260mg
鉄...0.5mg
亜鉛...1.4mg


うなぎにはカルシウムと亜鉛が豊富であることがわかり
ます。カルシウムは骨を丈夫にするために必要な栄養素
で、骨粗しょう症を予防するのに欠かせないミネラルです。
また、神経の興奮を抑えるのに必要な栄養素でもあるの
で、ストレス対策にも欠かせないミネラルです。


亜鉛は細胞分裂や新陳代謝に必要となる栄養素で、美肌
や力強い髪の毛のを作るのに欠かせないミネラルです。
また、亜鉛は免疫力を強化し、生殖機能を高めてくれる
はたらきもあり、「性のミネラル」と呼ばれることもあり
ます。亜鉛はカルシウムを脳へ運ぶのをたすけるはたらき
もあり、精神を安定にも役立つ栄養素です。


亜鉛はビタミンCと一緒にとると吸収がよくなります。
うなぎ
はビタミンCが含まれていないので、ブロッコリー
やキャベツ、コマツナ等のビタミンCの豊富な食材とあわ
せて食べることをおすすめします。