ニラについて
ニラは中国を原産地とするユリ科の野菜です。ニラは日本
には古くから伝わっており、こじきにも名前が記載されて
います。ニラは高知県と栃木県で多く栽培されており、
おひたしや中華料理・韓国料理の食材としてもよく用いら
れています。大葉ニラ・黄ニラ・花ニラなどの種類があり
ますが、大葉ニラが一番多く用いられています。
栄養としてはニラにはβカロテン・ビタミンC・ビタミンE
が豊富に含まれています。これらの抗酸化ビタミンの補給
源としてはニラは最適です。ミネラルではカリウム・カル
シウムが豊富で、がん予防効果のあるセレンも含んでいま
す。
そしてニラを特徴付ける栄養素として、ニラ特有の匂い
成分である硫化アリルを含んでいることがあげられます。
硫化アリルは血行をよくするはたらきのほか、ビタミン
B1の吸収をよくしてくれるはたらきもあります。
また、ニラはからだを温めてくれるはたらきのある食材
なので、冷え性の方にも向いている食材です。
ニラに含まれるビタミン
ニラに含まれるビタミンは以下の通りです。
(100g中に含まれる量です)
・カロテン...3500μg
・ビタミンB1...0.06g
・ビタミンB2...0.13g
・ナイアシン...0.6mg
・ビタミンB6...0.16mg
・葉酸...100μg
・ビタミンC...19mg
・ビタミンE...2.5mg
カロテンが非常に豊富で、ビタミンC・Eも豊富であること
がわかります。
βカロテンは抗酸化作用を持っていて、LDLコレステロール
の酸化を防いで動脈硬化を予防してくれます。カロテンは
体内で必要なだけビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を丈夫
にし、免疫細胞を活性化してウイルスや細菌からからだを
守る役割をになっています。ビタミンAはまた光の感知にも
関わっている栄養素で、疲れ目にも有効なビタミンです。
ビタミンCはコラーゲンの合成に欠かせないビタミンで、
抗ストレスホルモンの生成やしみを防ぐ効果・抗酸化物質と
してのはたらきなど、非常に幅広いはたらきを持っています。
タバコを吸うとビタミンCが失われるので、喫煙者は積極的に
摂りたいビタミンでもあります。
ビタミンEは抗酸化力を持ち、過酸化脂質の発生を防いで
細胞を老化から守ってくれます。血行をよくするはたらきも
持っているので、冷え性や肩こりに効果のある場合もあります。
2010年8月25日|
カテゴリー:ニラの栄養素
ニラに含まれるミネラル
ニラに含まれるミネラルは以下の通りです。
(100g中に含まれる量です)
・カリウム...510mg
・カルシウム...48mg
・マグネシウム...18mg
・リン...31mg
・鉄...0.7mg
・亜鉛...0.3mg
カリウムとカルシウムが豊富であるほか、各ミネラルを
バランスよく含んでいることがわかります。
ニラのカリウムはナトリウムを体外に排泄し、その害を
打ち消してくれるはたらきがあります。このため、塩分
のとりすぎによる高血圧予防に役立ちます。また、ナト
リウムは水分を引き寄せるはたらきがあるので、塩分を
摂りすぎるとむくみの原因になりますが、カリウムの
ナトリウム排出のはたらきはむくみにも効果的です。
カルシウムは丈夫な骨を作るのに欠かせない栄養素で、
とくに女性は骨粗しょう症予防に欠かせません。カルシ
ウムが不足すると骨からカルシウムが溶け出し、これが
血管の壁にたまって動脈硬化の原因にもなります。
カルシウムは血管の健康を守るためにも、しっかりと
摂らなくてはいけません。
そして、カルシウムには神経の興奮を鎮める役割もある
ので、ストレス対策にも欠かせない栄養素です。
2010年8月25日|
カテゴリー:ニラの栄養素
