ねぎの栄養ガイド

ねぎについて

ネギは中国西部か中央アジアが原産と言われている野菜
です。日本では日本書紀にもネギについての記載があり、
古くから食されています。関東では白い部分の多い根深
ネギが多く栽培されており、関西では葉の部分を利用する
青ネギが多く栽培されています。九条ネギや万能ネギな
どがこれにあたります。


ネギの近親種には糸ネギとも呼ばれ、柔らかい甘みが特
徴でカルシウムやカロテンの豊富なアサツキ、ネギとた
まねぎの雑種でカルシウム・ビタミンCの豊富なワケギ、
西洋ネギと呼ばれカリウムの豊富なリーキなどがあります。


ネギは味噌汁の具やそば・うどんの薬味などとして親しま
れています。栄養素としてはカリウムやカルシウム・カロ
テン・ビタミンCなどを含んでいます。これらの栄養素は、
ネギの青い葉の部分により多く含まれています。ネギは中
国では生薬としても利用されており、身体を温める作用が
あることで知られています。
豊富なビタミンCには抗ウイル
ス効果もあるため、かぜ予防にも役立つ食材です。


ネギの葉の部分は腐りやすいので、長持ちさせるには細かく
きざんで冷凍保存しましょう。

ねぎのビタミンについて

ねぎに含まれるビタミンは以下の通りです。

(100g中の量です)

 

カロテン...14μg
ビタミンB1...0.04mg
ビタミンB2...0.04mg
ナイアシン...0.4mg
ビタミンB6...0.11mg
葉酸...56μg
ビタミンC...11mg
ビタミンE...0.1mg


ビタミンB群をバランスよく含み、ビタミンCも比較的豊富
であることがわかります。


ネギにはビタミンB1がそれほど多くありませんが、ネギに
含まれるアリシンという物質はビタミンB1の吸収を助け、
体内での利用効率もよくします。このため、ネギはビタミン
B1の豊富な豚肉や大豆・鮭・ゴマなどと一緒に食べると
ビタミンB1を効率的に補給できます。


ビタミンB1は糖をエネルギーに変えるのに必要な栄養素なの
で、疲労回復に効果
があります。脳は糖しかエネルギーとし
て使えないため、ビタミンB1が不足するとイライラが起こる
ことがあります。ビタミンB1は不足しやすいビタミンなので、
ネギ+ビタミンB1の組み合わせは積極的に摂りたいところです。


ビタミンCは抗酸化作用を持つほか、美白作用や抗ストレス作
用・コラーゲンの生成など、幅広いはたらきを持っています。

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ねぎのミネラルについて

ネギ(根深ネギ)に含まれるミネラルは以下の通りです。
(100g中の量です)


カリウム...180mg
カルシウム...31mg
マグネシウム...11mg
リン...26mg
鉄...0.2mg
亜鉛...0.3mg


カリウム、カルシウムが比較的豊富に含まれていることがわ
かります。


カリウムはナトリウムを排泄し、塩分の害を打ち消してくれ
るはたらきのある栄養素です。このため、高血圧予防の効果
があるほか、塩分が水分を引き寄せて起こるむくみの解消に
も役立ちます。


カルシウムは丈夫な骨や歯を作るのに欠かせないミネラルで、
日本人には不足していることが多い栄養素です。骨粗しょう
症予防にはカルシウムを多く摂る必要があり、特に女性は30
台のうちにカルシウムを蓄えておくことが大事です。カルシ
ウムは神経の興奮を鎮めるはたらきもあるので、ストレス解
消にも大切な栄養素です。


このほか、ネギにはセレンと言う発がん物質を抑制するミネラ
ルも含まれています。セレンは水に溶けやすい性質があるので、
セレンの効果を生かしたいときは薬味など、ネギを生で食べる
ようにしましょう。

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