きゅうりの栄養ガイド

きゅうりについて

きゅうりはヒマラヤ山麓付近を原産地とする野菜で、日本には
中国経由で平安時代に伝わりました。きゅうりには水分が非常
に多く含まれており、このため水神と縁が深いと考えられており、
にほんではきゅうりはカッパの好物とされてきました。このため
きゅうりの巻き寿司はかっぱ巻きと呼ばれています。

 

きゅうりは90%以上が水分であり、あまり栄養素が豊富とは
いえませんが、カリウムやカルシウムを含んでおり、むくみの
解消には効果的
です。このほかきゅうりにはカロテンやビタミン
Cも少量ですが含まれています。

ギネスブックには世界一栄養のない野菜として登録されている
きゅうりなのですが、最近の研究によりきゅうりには脂質分解
酵素である「ホスホリパーゼ」という酵素が含まれていること
がわかり、注目を浴びています。

 

きゅうりは日本ではサラダに入れたり酢の物や和え物に使ったり、
そのまま味噌をつけて食べたりしますが、洋食ではピクルスに用
いられたり、中華料理では炒め物料理に使われることもあります。
きゅうりの旬は夏から秋で、漢方的にはからだを冷やしてくれる
はたらきもある
ので、夏には積極的に食べたい野菜でもあります。

2015年6月 9日|

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きゅうりのビタミンCについて

きゅうりに含まれるビタミンCは100g中14ミリグラム
と、豊富とはいえません。しかもきゅうりにはアスコル
ビナーゼ
という、ビタミンCを破壊する酵素が含まれて
いるため、ビタミンCを含む他の野菜や果物と一緒に
サラダなどを作ると、これらの栄養まで奪われてしまい
ます。

 

きゅうりによりビタミンCが奪われないようにするため
には、アスコルビナーゼの力を抑える酢をくわえて調理
すること
です。きゅうりとわかめの酢の物は和食の定番
ですが、栄養素をとるための知恵なのかもしれません。
また、きゅうりを50度以上に加熱することでもアスコル
ビナーゼのはたらきを抑えることができます。これは
酵素は熱に弱いという性質があるからです。

ビタミンCは抗酸化力を持ち、活性酸素を除去するほか
抗ストレスホルモンを作る材料になり、コラーゲンの合成
をたすけたり鉄分の吸収を高めるなど
、幅広いはたらきを
持つ栄養素です。きゅうりの調理法に注意して、少しでも
ビタミンCの損失を防ぐようにしましょう。

 

2010年6月 9日|

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きゅうりとカリウムの効果について

水分が多いため栄養素が少ないことを指摘されがちな
きゅうりなのですが、カリウムは100g中200㎎と比較
的豊富に含まれています。

カリウムはとりすぎた塩分を体外に排出するはたらきを
持ち、血圧を下げる効果を持っているので、高血圧予防
や腎臓の機能が低下している場合にも有効な栄養素です。

 

また、塩分を摂りすぎるとからだが水分を抱え込むので
むくみがおこりますが、カリウムはナトリウムを排出
することでむくみの解消にも役立ちます。
むくみが気に
なる方は塩分を控えるとともに、きゅうりを積極的に
とるのもよいでしょう。

このほかカリウムには胃腸を丈夫にし、臓器の筋肉を
活発にしてくれるはたらきや、アレルギー体質を改善
してくれる作用があることもわかっています。

2010年6月 9日|

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